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中央式太極拳は南京中央国術館副館長【陳冸嶺老師】により編纂された南京中央国術館正宗太極拳
を起源とする、古式総合太極拳です。
気の武術の奥義は、これ即ち 健康長寿の奥義。
今日、太極拳の医学的健康効果は多くの医学論文で実証されてます。
先ずは気を感じる事から始め、自身の免疫力、自然治癒力を高めましょう。

2015年7月18日土曜日

古流柔術 対 空手



太極拳とは関係ありません(笑)。

掲示板でも書きましたが、7/18に開催の「巌流島・検証2」という格闘技大会に
「古流柔術」の選手がエントリーしています。当会としても応援しております。


ということで、有名な「グラップラー刃牙・最大トーナメント編」から
あのシーンを。





空手家・愚地独歩 対 "達人"渋川剛毅 ダイジェスト



渋川先生の若き日の回想が省かれているのが残念です。


↓大まかな流れ。


試合開始。

両者、対峙。

渋川先生が先手。
思わず反応してしまった独歩を合気でふっとばす。

独歩が様々な攻撃を繰り出すが、ことごとく返される。

独歩があることを思いつき、攻撃をやめる。
渋川先生が喋りながら後ろに回り込み、攻撃。

独歩、「菩薩拳」で反撃。「意」のない正拳突きのため、渋川先生でも見切れない。
「殺意・敵意のある攻撃なら いくら速くても目じゃねえが、
 こうも意を消されちゃぁなぁ・・・」


立ちあがった渋川先生が「なめんじゃねぇ!小僧」

呆気にとられた独歩の腕を取り、ぶん投げる。

お互いにダメージは重く、休憩。

ふたたび立ち上がり、最後の一撃を放つために
間合いを詰める。

独歩が先に「菩薩拳」。
食らいつつも、合気で返す渋川先生。

決着。



渋川先生のモデルは「塩田剛三」。作者は塩田先生とたびたび交流がありました。
なので渋川先生は「渋川流柔術」ですが、どちらかといえば合気道家的な立ち位置ですね。



世へのアンチテーゼとして「達人は保護されているっ」と云い切り、
夢想する「達人像」を否定しつつ、期待を裏切らない「達人」として描ききった板垣恵介。
格闘漫画としてはこれ以上ないくらいのものでしょう。
「刃牙」シリーズは、格闘・武術を「概念」として描いているのが特徴だと思います。



こちらが本放送。お時間のある方はどうぞ。
独歩対渋川先生は27:02~44:45



師匠である御輿柴喜平(植芝盛平がモデル)と立ち合い、印可をもらう回想シーンはこちらから。
36:00~39:05



こういうやりとりがたまりませんね。

武人とはかくありたいものです。

2015年7月17日金曜日

颱風(たいふう)

本日は台風の最中の練習となりました。
当会は台風でも盆暮れ正月でもわりと無関係に練習があることが多いのは
肥後橋教室時代からです。
さすがに人も少なく、久々に話に花が咲きながらのスワイショウになりました。

そこかしこで台風の影響があり、これから本格的になってくるかと思います。
自転車などでの転倒も危惧すべきところですね。


奇しくも、7月16日は旧暦でいう6/1。下半期の始まりですね。
しかも新月で大潮の日。気温、湿度、気圧だけでなく、ありとあらゆる変化の中にいます。
これはかなりキツイ人もいるんではないかと思います。


例の法案も通過したようですし、この台風は日本にとっての色んな意味で「祓いの風」かもしれませんね。


駆逐艦「野分」 大人気「艦これ」より
「野分」は台風の古称です


さて、気候の変化は体調に関係があるのはもちろんですが、
「潮周り」というのは前からちょっと注目してまして、月の満ち欠けなどにも大いに関係があります。
海水も大量に移動しますので気候には大いに影響します。

李老師に教えていただいている「易」というのは、外的環境からの影響・関係性を重く見ます。
外的環境からの刺激・・・つまり、生だの剋だのを見て、自分のあり方・行動を考えます。
「静観」ですね。
そのあたりから興味をもって、機会があればチェックしています。



月齢と樹液の流動の関係性
・・・というのがあるようです


そんな状況の中での練習なので、みなさん大なり小なり抱えている
体調の異変が表に出てきています。
人も少なかったので簡単に気功的アプローチを練習してみました。

眼精疲労、飛蚊症や急性の皮膚疾患、古傷、関節痛など。
けっこう軽減したみたいですね。



そして来週の練習日は「大暑」です。
しかも潮周りは今日の「大潮」の真反対で「小潮」。

でも、教室に来れば元気になって帰れます。
お試しあれ(笑)。

2015年7月14日火曜日

洗練されたプログラム


河川敷の道路を横断中のカルガモ夫婦




「ティップ○ス」が7月から新プログラムを提供したそうです。
いやいや、いろんなプログラムが出てきますね。

すごいカッコいい感じがします。
このあたりは流石です。


そ・こ・で恥ずかしげもなく便乗ですよ、便乗。(`・ω・)




●S.U.P Yoga(サップヨヨガ)
水上の不安定感とゆらぎの要素を利用し、陸上で行うヨガとはまったくことなる浮遊感を楽しみながらさまざまなヨガのポーズをとり、体幹とバランス能力を鍛えていくプログラム。レギュラーレッスンとして、フィットネスクラブに登場するのは今回が初。

水上の上、不安定感・・・というと古流空手の「三戦(サンチン)」を思い浮かべますね。
「不安定な船上での戦いに最適な構えであり立ち方である」・・・・・と有名漫画にもあり、
電車の中でこっそり「三戦立ち」を試した人も多いかと思います(笑)。


体幹はもちろんですが、股関節の捉え、足首やひざの緩み、視線etc・・・太極拳では日常茶飯事。
わざわざ水の上にいかずとも、「独立歩」でも十分過ぎるくらい初心者はグラグラですし。

人間はちょっと動くだけでも重心が上がり、身体もピョコピョコ上下し、浮遊感満載です。
太極拳では浮遊感を排除しつつ、安定しつつも柔らかい動きを獲得します。




●Twins-Tone supported by R○ebok
自分の身体と向き合い、静かにゆっくりと身体のすみずみまで“ひねる”ことで身体全体をストレッチさせながら、じんわりとコンディションを“整えていく”Re○bok社提供の新プログラム。


「自分の身体と向き合い」というのは太極拳や武術、ヨガ等の永遠のテーマ・課題・必要条件。




・・・というより、ここまで専門の会社がプログラムとして「お膳立て」しないと人間って
自分の身体と向き合えないんだと思うと少々悲しくなります。


「静かにゆっくり」も「ひねる」も太極拳の専売特許みたいなものですよ?
100年前以上に通り過ぎた通過点ですよ?
それが、ここまで専門の会社がプログラムとして「お膳(以下略







さて、その一方で。

お昼の番組などを見ていると、最新のスポクラや新感覚のフィットネスなどのプログラムよりも
インストのイケメンぶりや肉体美を紹介したりすることの方に比重が多く、
これはお釈迦さまのいうところの「色情」への煽りなのかな~、と。

とはいえ、人間から完全に切り離すことはできず、お釈迦様も「自分の良心に反する悪い色情からは"離れて置く"」
というように、分別が大切なのですね。
マスコミもこういう人間のサガにつけ込む「煽り」が巧みですから・・・・。


当教室もナイスミドルとロマンスグレーを揃えてお待ちしています(笑)。