河川敷の道路を横断中のカルガモ夫婦
「ティップ○ス」が7月から新プログラムを提供したそうです。
いやいや、いろんなプログラムが出てきますね。
すごいカッコいい感じがします。
このあたりは流石です。
そ・こ・で恥ずかしげもなく便乗ですよ、便乗。(`・ω・)
●S.U.P Yoga(サップヨヨガ)
水上の不安定感とゆらぎの要素を利用し、陸上で行うヨガとはまったくことなる浮遊感を楽しみながらさまざまなヨガのポーズをとり、体幹とバランス能力を鍛えていくプログラム。レギュラーレッスンとして、フィットネスクラブに登場するのは今回が初。
水上の上、不安定感・・・というと古流空手の「三戦(サンチン)」を思い浮かべますね。
「不安定な船上での戦いに最適な構えであり立ち方である」・・・・・と有名漫画にもあり、
電車の中でこっそり「三戦立ち」を試した人も多いかと思います(笑)。
体幹はもちろんですが、股関節の捉え、足首やひざの緩み、視線etc・・・太極拳では日常茶飯事。
わざわざ水の上にいかずとも、「独立歩」でも十分過ぎるくらい初心者はグラグラですし。
人間はちょっと動くだけでも重心が上がり、身体もピョコピョコ上下し、浮遊感満載です。
太極拳では浮遊感を排除しつつ、安定しつつも柔らかい動きを獲得します。
●Twins-Tone supported by R○ebok
自分の身体と向き合い、静かにゆっくりと身体のすみずみまで“ひねる”ことで身体全体をストレッチさせながら、じんわりとコンディションを“整えていく”Re○bok社提供の新プログラム。
「自分の身体と向き合い」というのは太極拳や武術、ヨガ等の永遠のテーマ・課題・必要条件。
・・・というより、ここまで専門の会社がプログラムとして「お膳立て」しないと人間って
自分の身体と向き合えないんだと思うと少々悲しくなります。
「静かにゆっくり」も「ひねる」も太極拳の専売特許みたいなものですよ?
100年前以上に通り過ぎた通過点ですよ?
それが、ここまで専門の会社がプログラムとして「お膳(以下略
さて、その一方で。
お昼の番組などを見ていると、最新のスポクラや新感覚のフィットネスなどのプログラムよりも
インストのイケメンぶりや肉体美を紹介したりすることの方に比重が多く、
これはお釈迦さまのいうところの「色情」への煽りなのかな~、と。
とはいえ、人間から完全に切り離すことはできず、お釈迦様も「自分の良心に反する悪い色情からは"離れて置く"」
というように、分別が大切なのですね。
マスコミもこういう人間のサガにつけ込む「煽り」が巧みですから・・・・。
当教室もナイスミドルとロマンスグレーを揃えてお待ちしています(笑)。