指導者:李 鴻儒(リ・コウジュ) Lee Hongju
李 鴻儒(リ コウジュ)
李 鴻儒 (Lee Hongju)は台湾の生まれで、あの“王樹金 老師”の関門弟子(最後の弟子)。李
鴻儒が弟子入した頃は、王樹金老師もかなりご高齢だったそうで、多くは兄弟子にあたる王
福来老師(正宗太極拳継承者→現・誠明太極拳)に指導を受けたようです。留学で大阪芸術大学美術学科を卒業。現在、「NPO法人
アジア文化芸術連盟」を設立。
若き日の李老師
1953年 台湾・南投県で生まれる
青少年時、台湾で台中美展首奨、青年創作奨銅賞、台湾省美展首奨、十大才青年競賽首奨を受賞
1980年 来日。大阪芸術大学、京都芸術大学院を卒業。(大阪芸術大学博士課程修了)
上原卓、大野叔嵩、上村淳之、松村秀太郎に師事し、日本画を学ぶ。
1998年より毎年、大阪・京都・東京・台湾に於いてアジア水彩画(公募)展を主催。
日本、中国、香港、韓国、マレーシア、アメリカ、台湾、シンガポール、オーストラリアなど各国の芸術家が来日し、
文化芸術活動や、公演、個展の支援を行う。
2004年 大阪河内長野市に高齢者のためのデイケアセンター錦生会を設立、地域に密着した社会福祉活動にも積極的に取り組んでいる。
2009年 上海に招かれ、駿馬(大愛)を描き売上を青海省の恵まれない子供達の学校設立の為に寄付。
「画道」を提唱。
幼少のころから修行を重ねた中国武術、気功を伝統水墨画に応用する工夫を重ね、
書画と気を一体化させた独自の画風を作り出し、伝統画の分野で新しい領域を切り開く。
李鴻儒老師の水墨画作品など
本業は水墨画家『ink-wash [ink-and-wash] painting』です。
太極拳教室に通っておられる人でも平行して水墨画を学んでいる方もおられます。
台湾では有名な「禅機山仙佛寺 易経大学」の混元禅士の元に弟子入りし、風水易も学んでいます。
人々の人生向上という大きな目的のため、李 鴻儒の追求は留まることを知らないようです。
李老師曰、「間違いは正しい。正しいは間違い」。