暦の上では春なのですが、まだまだ寒い時期です。
春から始める新しい事、お探しでしたら太極拳はお勧めです。
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脳の萎縮予防、中年期の運動が決め手に 米調査
CNN) 中年期の運動能力の低さと、年を取ってからの脳の萎縮には関係があるという調査結果が、このほど神経学会誌のオンライン版に発表された。
脳は年を取ると萎縮して認知機能を低下させ、認知症につながることもある。しかし研究チームによれば、運動によって脳の萎縮や認知機能の低下を食い止められる可能性があるという。
(中略)
米ボストン大学などの研究チームは、認知症や心疾患のない平均年齢40歳の約1500人にランニングマシンで運動してもらうテストを実施し、20年後に再度テストを行って、脳の状態を磁気共鳴断層撮影(MRI)装置で調べた。
その結果、20年後、ランニングマシンの運動成績が良くなかった人は、脳が萎縮していることが分かった。
(中略)
ボストン大学医学部のニコール・スパルタノ氏は今回の研究結果について、特に心疾患を持つ人にとっては脳の加齢を防ぐために運動が大切なことを物語っていると解説する。脳の健康のためには中年期の運動が大切だと同氏は説き、「運動をすれば血流が増え、より多くの酸素が脳に運ばれて、年を取ってからの認知力の低下を防げるかもしれない」と話している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160216-35077942-cnn-int
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いきなりコレです。
脳の萎縮は不可逆ですから怖いものです。
考察と興味。
精神的・肉体的な適度なストレス(≒外的刺激)。
血流量、感覚神経。
他にもいろいろあるでしょうが、こういった事柄が関係しているような気もします。
好奇心と興味、知的な刺激とともに、肉体的な刺激も必要なのです。
「武術」であり「動禅」でもあり「養生法」でもある太極拳ならば、
「武術」は呼吸、身体操作、人間関係(対人距離)、戦略的思考を養い、
「動禅」は自己の内在を探求し、人生を哲学します。
「養生法」は気血などの循環と排出(デトックス)を促進し、健康の恒常性を
保ちます。
脳だけでなく全身の細胞をくまなくフル活用しますので、萎縮なんて
している暇など与えません(笑)。
中高年の人にはけっこうな負担になるようですが、
単純に「上手くできないな」という思いが良い刺激になります。
それ自体が日常生活とは異なる新しい「ストレス(≒外的刺激)」となり、
また上達のための考察を大なり小なり自ずとしますので
習慣化して惰性でやっているだけということがなくなります。
と書いてきましたが、
実際の稽古中の指導は「感じて!感じて!」の方が圧倒的に多いのですけどね。
「じゃあ、一体何をどう感じるねん?」
そういう疑問(ストレス)も誰もが必ず通る道。それもまた無駄ではないのです。