スマホのスピーカーにかぶせるだけで簡単にスピーカーに早変わり。
100均で購入してきた便利アイテムですね。
さて、太極拳に限らず、流麗な動きというのは観る人を魅了します。
1:動きがキレイ。また、上手いと言われている人は、体を柔らかく使えている
2:体を柔らかく使うということは、関節を柔らかく「使えている」こと。
3:体を柔らかく使えると、流れで動きが行われ、止まることがない
180度開脚ができるとか「物理的な柔軟性」はもちろんあるに越したことはありませんが、太極拳では先ず関節の制御を重要視します。
ひとつの関節を大きく使うことよりも、複数の関節を小さく使うことを大事にします。ワークシェアみたいな感じですね。
なので、自分の身体の「感覚」が大事なのです。立禅や基礎練習、型でその感覚をどんどん増大させていきます。これは運動神経でも反射神経でもありません。
ゆっくり動く事の理由のひとつがこれですね。身体の各所を感覚で確かめながら、動く。
敢えて非効率にも思える動きを経ることで体に染みついた日常の動作を抑え、そうすることで効率的な動きを目指す。太極拳の目的の一つです。
効率的な動きをすることで肩こり、腰痛、疲労軽減、ストレス減少といったことにもつながっていきます。
ということで、太極拳では物理的な柔軟性や運動神経は特に必要ありません。
また、これはあくまでも「自分の身体」との共同作業なので、他の誰かと競争する必要もありませんし、比較する理由もまったくありません。
武術的な観点から観るともう何が何だか(笑)ですが、バレエやアイリッシュダンス的な動きが多く、将来はアクション女優でしょうか。