みなさん、お疲れ様でした。長時間でぐったり感が否めませんでしたね。
協議の後は李老師や師範の講習会でした。
演武会の関係もあり、主に型の確認や主となりましたが、その中で、
李老師曰く、
「剣は神(精神)。なので動かない。体が動く。」
久々に観る李老師の形意剣でしたが、圧巻でした。
さて、今度の演武会では女性会員3名が「二十四拐(短棍術)」を個人の部で表演してくれます。練習も頑張っています。今日も早入りして自主練習されてました。
どんどん演武の幅が広がっていくのは喜ばしいですね。
武器術は簡単に云うと「手の延長」です。器物を我が身の一部とするわけですが、そこにはやはり独自の修練が必要になってきます。なので、上級者にはもちろん、ちょっと慣れてきた中級者にはとてもイイ功夫になります。器物を持つ緊張感や気持ちの変化、精密さ、身体の感覚・・・それらを克服したり養ったりするのにはとても良いです。
ピアノなどでもいかに鍵盤に触れる指の力を抜くかが重要になっているようです。あれも力でやっているのはありません。
普段通り、ケータイを何気なく扱うようにつかいこなせばいいのに、剣をもったり棒を持ったりした途端にガチガチになります。不思議ですね。
いうなれば「物の扱い方」なので、練習を積み重ねていけば、物を持つ、あるいは接触することによる肩や腕、目の緊張が軽減できるようになり、日常生活でも十分に役立ちます。ペン、カバン、ケータイ、カサなど、そういったアイテムをガサツに持つのではなく、スマートな扱い方もできるようになります。それは自分の「手の延長」なのですから当然のことなのです。
そして、女性が剣を振るう姿は舞にも似て大変優美なものです。中国剣だけは本当に女性向きですね。
引き続き会員を募集しています。
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