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題字 李鴻儒

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太極とは 未だ天地分れざる前、元気、混じて一と為るをいう。

太極拳教室 TAICHI-LESSON

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The Central style Tai Chi method at NAMBA crass room.The tai chi chuan & Qigong descended from GrandMaster Wang Shu Jin.

2015年4月3日金曜日

武器術




太極拳の演武会などでよく見ることができますが、剣の演武があります。
女性の剣の演武は大変に優美であり、遺憾ながら日本刀よりも
合っているのではないかと思う事さえあります。








中国の剣は基本的に薄くてよくしなり、目標をちから一杯叩き切ったり、
乱暴に刺したりすることはできません。もちろん、そんなペラペラな剣でまともに
相手の攻撃を受けることはできません。
そういう意味ではまさに「手の延長」であり、技量の高さを必要とする武器です。






武器というと野蛮な印象がありますが、それこそ人類の歴史において切っても
切り離せないものであります。手が使えるようになって、その手に持った棒きれや
骨(大たい骨)から始まったと云っても過言ではないでしょう。それは威力とともに、
危険な目標から自分を少しでも遠ざけることができました。
それが槍になり、時に剣に、時に斧になり、そして、弓矢という、他の動物にはない
最大級のアドバンテージ「一方的な遠距離攻撃」を手にします。


※武士は本来的には弓術と馬術が最重要で、兵種としては「重装騎馬弓兵」になるそうです。
剣術がメインになるのは江戸時代からですね。


  




野蛮・・・と書きましたが、それも実は武器のメリットのひとつです。
相手に「恐怖」を感じさせるわけです。威圧ですね。
それを否定、批判する意味で「野蛮」であると感じていると思います。


素手よりも金属バット。金属バットよりもナイフ。ナイフよりも銃。
銃はその音(聴覚)や煙硝(視覚&嗅覚)が余計に恐怖を増します。
音が鳴った時、自分を含めて誰かが死ぬ可能性があり、かつ(弾丸が)目に見えない。
物理的に行使する以前に、相手の行動をコントロールできるというのは大きいですね。




たまにナイフや棒などの武器を使った対練をします。
情けない話ですが、思うように身体が動いた試しがありません。
棒などではまだマシですが、模擬ナイフとはいえ、あの金属光沢が視覚に入るだけで
身体の感じが一変してしまいますね。
視界が狭まり、もし武器が当たってしまったら・・・と想像力が変な方向に進み、
身体が硬直し、息がとてつもなく浅くなる・・・。


これを緩和させるのにいちばん手っ取り早い方法は、こちらも相応の武器を持つことです(笑)。




さて、上記は相対した場合の話ですが、武器を持ってやり合うだけでなく、
武器を手に持って練習することにもたいへんメリットがあります。
武器を持つことで重心が変わる、重いものを軽く扱えるようにする、
武器に気を通す、などというように、套路をする上でもとてもよい身体の鍛錬にもなります。




中国剣は「武威」よりもその「霊性」を尊ぶとのことなので、
女性にも無理なく扱えるのだろうと思います。


演武会などでは槍や棍、刀などを見ますが、だんとつで中国剣が似合ってますね。
次にやっぱり薙刀でしょう。


日本刀もやはり「霊性の発露」ですし、とても宜しいのですが、
しかし、どうも刀の「重さ」に引っ張られている人が多いような気がします。






余談ですが、漫画やアニメなどでは様々な武器を持った女性キャラがいます。
女性キャラが大型武器や対戦車ライフル等の大型火器を扱うのは、
ひとつの様式美ですね(笑)。