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中央式太極拳は南京中央国術館副館長【陳冸嶺老師】により編纂された南京中央国術館正宗太極拳
を起源とする、古式総合太極拳です。
気の武術の奥義は、これ即ち 健康長寿の奥義。
今日、太極拳の医学的健康効果は多くの医学論文で実証されてます。
先ずは気を感じる事から始め、自身の免疫力、自然治癒力を高めましょう。

2015年5月3日日曜日

なんば教室の練習メニュー

〇なんば教室の練習メニュー(2015.5現在)
基本動作と身体作りを中心に、気功や套路を段階的に習得していくことを目指しています。


暗記的に型を「覚える」ことも大事ですが、身体や動き方の仕組みを変えていくことが
主眼となりますので、体験や積み重ねで沁みこむように習い覚えていくことを大事にします。


李老師や師範達の研究、進歩により、メニューや指導内容は徐々に、
あるいは微妙に変わっていきます。これがなくなる代わりに新しい練習法が
加わるなど、講師陣の日々の研鑽のもとに構成されています。







01:予備功(準備運動も兼ねる):ダルマ気功スワイショウ 
気功としても、また太極拳としても基本力を養成できます。


形自体は類似したものがありますが、李鴻儒老師や師範たちによって
さらに改良と工夫を重ねた気功法です。
健康や美容はもちろんのこと、体質改善、身体鍛錬として、
自宅でもできる手軽さが最大の特長。


簡単・シンプルなので初めての人でも安心して取り組めます。
上級者には練功法としても応用・発展できます。








02:基本功(基礎鍛錬):小仙鶴歩、大仙鶴歩、立禅など
外丹功や太極拳の基本鍛錬を取り入れたカリキュラムです。
初心者には、今まで使っていなかった体幹の部位や深層筋を目覚めさせることに
効果があり、中級者以上では気功・鍛錬法として取り組むことができます。
気功、太極拳だけでなく、形意拳、八卦掌の基礎も含んでいます。






03:套路:中央式太極拳 全套路
九十九の太極拳套路を全員で通してやります。
目安として套路の名称ガイダンスの音楽を流しております。


初心者の人は見ながらついていくだけでも大変! と思ってしまうかもしれません。
でも、大事なのは手先の動きではなく、「立ち方」なのです。
「立ち方」を最初に心がけてもらうのが上達の近道です。
それだけでも十分な練習になります。当流儀の立ち方は8割以上が同じ形です。









04:ピックアップ、対練実技、套路復習etc(その時々で割合や内容は変わります)
太極拳套路を終えて、師範が見て注意すべき点や改善点、用法などを見直します。
姿勢、目線、応用例、時に八卦掌&形意拳的変化など、皆で注意点を共有して学習します。

また、対練実技あるいは型の用法例として、お互いに技を掛け合います。
実戦というよりはレクリエーション的な気軽な練習です。
型の理解を助ける、お互いに生じる対人緊張を解す、どれだけ無駄な力が
抜けているか図る・・・といった目的があります。

初心者には進度に応じて套路の復習、新しい型の学習など。
中級、上級者には形意拳、八卦掌の基本型などの学習など。



※合間に必ず小休憩を挟みます。体調不良の場合はすぐに休憩してもらって大丈夫です。
※時と場合の必要性に応じて、メニューの内容や割合が変わることがあります。
※李老師が来られた場合、すべての内容を変更することがあります。




〇余談


「武を求める人は健康を、健康を求める人は武を」。
というように、ひとつの考えや目的に固執してしまう、希求しすぎてしまうことは
かえってマイナスになります。


やはり「太極」拳というように、表と裏、上と下、重いと軽い、呼気と吸気・・・といった
相対的な要素をもって、かつそれらをバランスよく動かし交合することが肝要です。
「私は健康目的だからコレでいい」「相手を打つのに健康法は不要」では
もったいないです。
「武医同源」というように武と養生法の二つをもってバランスよく進んでいくことが、
一見回り道や余計なことに思えても、結果的にそれらは良い回答に結び付きます。





教室見学や体験レッスンご希望の方は、「掲示板」に直接書きこんで
いただければOKです。
なんばの生涯学習センターにチラシも置かせてもらっております。

あるいは、
hasselti@jt5.so-net.ne.jp
橋本までお申し込みください。